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【初心者】ブロガーに向いているのはMac? Windows?|10項目で検証

この投稿は4分で読めます
ブログ環境についての投稿で、初心者向きです

ブログを書くなら、Mac? Windows?

個人事業としてブログを始めるとき、環境作りの段階でみんなが大なり小なり詰まってしまうのがこのポイント。

Windowsだと、結局、高くつくんじゃない?
いや、Macの方が高くない?
人によって違うのなら、何がどう違うの?

そんな疑問をMacユーザーのブロガー視点から解説します。

この投稿はこんな方に

・パソコンを持ってないけど、ブログを始めるならどのPCが良いか知りたい
・ブログ作成でOSが違うとどんな影響があるのか知りたい
・ブログを始めるなら、今持っているパソコンは買い換えなきゃいけないのか知りたい

どうも、フェネックです。
このブログはMacを使っているブロガーに向けて書いています。


僕はブログ歴が10年以上、Mac歴が18年、Windows歴が29年あります。
MacでもWindowsでもブログを書きます。
今からブログを始めようというあなたに、十分なアドバイスができるはずです。

フェネック

基礎知識! ブログを書く人を、よく「ブロガー」と呼ぶよ!

目次

先に結論|ブログはMacが向いています

ほとんどのブロガーの場合、Macが向いています。
かかる総金額が安くなります。
また、外出先でも大きな変化無く作業を続けられます。

Windowsのブログ向けの資産を既に持っている人は、すぐにMacに乗り換える必要はありません。
ただ、Windowsは誰かがコントロールしているかのように突然、不具合になり有償修理になることがあります。
故障が発生したり、Windowsのサポートが切れたタイミングで、Macに乗り換えることも検討してください。

項目別に解説します

ブログを書く上で必要な10項目で評価します。
引き分けの場合もあります。
結果、項目ごとの数字で見るとこのようになりました。

評価は
○=有利
△=やや不利だが健闘
ー=不利
としています。

フェネック

分かりやすくMacが優位!

コーギーくん

Macを使っているブロガー向けのブログだから?

フェネック

冷静に考えた結果だよ!

サンプルにした対象機種はMacBook AirLenovo Thinkbook 14  Gen6 AMD Ryzen 5 7430Uです。

では、項目別に見ていきましょう。

1.Web上のツール

Webサービスはパソコンのブラウザ上で作業を行うので、MacでもWindowsでも、使い勝手は変わりません。

ここでいうWebサービスとは、ワードプレス、アメブロ、はてなブログ、noteといったブログ作成サービスや、Canvaなどのコンテンツ作成サービスを指します。

どちらも同じ評価になります。

2.リサーチ|マルチディスプレイ

ブログで必要なリサーチは、体験・口コミの他にWebサーチからも得ることができます。
Webサーチをするときは、ディスプレイが広いほど、画面の数が2枚あると、多くの情報が確認できて良いです。

ただ、経験上、画面は2枚までです。
3枚以上になると、情報が多すぎて人間の頭が付いていけません。

フェネック

ブロガーだと2枚までだね!
他の職種でクリエイターや配信者、プログラマーだとアウトプットの確認や、作業中コンテンツの置き場などで3-4枚使う場合もあるよ!

Windowsは、たいていの場合、拡張性が高いモデルが多いです。
2枚のディスプレイ出力に対応している場合も多くあります。
Macは、M1、M2チップのMacBook Airまでは外部モニター1台までの対応でした。

M3チップになって、ようやくクラムシェル利用、つまり本体のモニターを閉じた状態であれば2画面出力にも対応できるようになりました。

総合して見ると、Windowsが有利です。

3.ライティング|キーボード

ライティングで使うのは、キーボード。
ここでは、ノートPCの場合のキーボードの出来を評価します。

Macは10年ほど前のバタフライキーボードはあまりタッチ感覚が良くなく、ペチペチっと叩いている感覚でした。
最近はキーボードの質が向上し、叩いて疲れにくい上質なものになりました。
対してWindowsのノートPCは、質の良いキーボードを備えている機種が少ないです。

また、外部キーボードを接続するときも、WindowsはOSに設定したキーボード入力を引き継ぎます。
Macは、接続するキーボードごとに入力方式を設定できます。

フェネック

僕の場合、MacBookの本体はJISキーボードだけど、外付けキーボードにUSをつなげてるんだ。

コーギーくん

違っても、大丈夫なの?

フェネック

MacだとキーボードごとにJISやUSと分けて入力を設定できるんだ!

コーギーくん

Macって融通が利くね!

フェネック

うん、助かってるよ
Windowsは本体をJISと設定したら、外付けキーボードもJISでしか入力できないんだ

Macが有利です。

4.画像加工

ブログで必ず使うのが、画像加工。
スクリーンショットを切り抜くことが多いです。
MacもWindowsもスクリーンショットは標準搭載のアプリやショートカットで簡単にできます。

スクリーンショットを撮る方法
・Mac→Macでスクリーンショットを撮影する
・Windows→ウィンドウまたは画面の内容をコピーする

フェネック

少し、Windowsは分かりにくいかも?

Windowsのブロガーには、スクリーンプレッソという外部の無料アプリが好評です。

仕上がりは、MacもWindowsもほとんど差がありません。
どちらも同じ評価になります。

5.場所を問わずライティングできるか

持ち運びしやすい重さか、どこに行っても使い勝手が大きく落ちないかの2点で評価します。

5-1.持ち運びしやすいか

重さで見ると、Windowsは今回挙げているモデルは1,380gですが、モデルによっては700グラムを切る軽い製品もあります。
しかし、重さが軽いと本体価格が10万円台後半〜20万円台と高額になる上に、耐久性も高くないこともあるので注意が必要です。
また、価格重視で構成されたモデルは、14インチで1,400g前後が多いので、絶対にWindowsが有利とも言い切れません。

一方、Macはいちばん軽いMacBook Air13インチでも、1,200gを超す重さ。
価格が高くなっても、軽量化されたモデルは発売されていません。
逆に価格が上がるにつれて、本体の重量が重くなります。

この部分では、基本として互角、価格を張ればWindowsが若干、有利と言えます。

5-2.どこに行っても使い勝手が大きく落ちないか

MacはWi-Fi環境が無くても、連携性能が際立って使いやすいです。
Wi-Fiだけで無く、BluetoothでもiPhoneやiPadと接続できるためです。

Windowsは、Wi-Fiが無いと共有できないクラウド経由がメイン。
サムソンが自社機器とWindowsとのBluetooth接続向上にいそしんでいますが、まだ一般的ではありません。

この部分では、Macが有利。

総合して見ると、Macが有利です。

6. 電源無しでも長寿命か

最近のカフェや新幹線・空港の待合スペースはコンセントの奪い合いだと感じることが多いです。
そして、コンセントにありつけた人は充電しながら仕事では無く、Netflixを見ています。
ブロガーとしては、電源無しでも、ある程度の時間作業ができる余裕が欲しいです。

画面遷移の多さと、通信量の大小で消費電力が変わるので、ブロガーは他の副業やエンターテイメントと比べて消費が少ないように感じます。
Macは電源無しで2時間程度のブログ作業をしても、少なくとも40%程度のバッテリー残量が残っていることが多いです。
Windowsは似たような作業をしたところ、20%程度のバッテリー残量まで落ちたことがあります。

Macが有利です。

7.セキュリティ

ブログや下書きデータ、個人情報が漏れるとロクなことがありません。

Macはマルウェアや認可外アプリの動作を検知し、ユーザーに危険を知らせてくれます。
自社でOSもソフトも開発しているので、認可外のハード・ソフトについてのセキュリティは優れています。

Windowsは、多くの会社が製造・販売しているので、OSを開発しているマイクロソフトは全ての責任を負うことが難しい状態です。
OSについての責任は負えますが、ハードとの相性は負えません。
したがって、新しいハードやUSBメモリなどを接続したところで、全てに通知を出し、どれがセーフラインなのかをユーザーに責任をとってもらう傾向が見て取れます。

インターネットセキュリティについては、Windows10以降に「WindowsDefender」が搭載され、一定のセキュリティが施されています。

MacもWindowsも、情報を入力させようとする偽サイトからの防衛はできません。
現代のセキュリティは、ユーザーの意識に依る部分を巧妙に突く次元に移っているとも言えます。

PCのできる範囲でのセキュリティについては、Macが有利です。

8.サポート

Macはサポートが優れています。
通話料のかからない電話番号に問い合わせできますし、他にメールやメッセージでも対応してくれます。
基本は購入後1年、AppleCare+に加入なら3年に修理代の一部が無償や低額に軽減されるサポート期間が延長されますが、最低でも発売後5年は面倒を見てくれます。

個人的な経験を1つ紹介。
2011年のMac OS Lion(10.7)発売後、すぐに起きた不具合の対処で問い合わせたところ、翌週には全世界で対処されたアップデートが配信されました。
あまりの素早さに舌を巻いた経験があります。

フェネック

当時はOSの入ったCD-ROMを購入する形だったよ
2013年のOS X 10.9 Mervericsからあとは無償配布されてるね!

僕が問い合わせをするときは、OSレベルの根の深い問題であることが多いのですが、今でも対応は素早いです。
iPhoneの小さな不具合も、Macの小さな不具合も、問い合わせたものは全て対処されています。
僕がアップルのサポートを信頼する理由が分かるはずです。

Windowsは、OSについてはオンラインの問い合わせのみです。
ハードについては、PC発売メーカおよび周辺機器発売メーカーに問い合わせます。
各メーカーが準備しているサポート体制によって、対応が違います。

ここまでは安心というラインが無いため、Windowsのユーザーはサポートについては、出たとこ勝負といった感覚が強いです。

Macが有利です。

9.製品の寿命

PCの場合は、セキュリティアップデートの期間で見ます。
日本での償却期間が4年と定められているので、それより長く使えるだけ買った甲斐があるというものです。

ブログの場合はマシンスペックを全て使うような重たい作業が発生することが少ないです。
したがって、メーカーがセキュリティ面でのアップデートを続けてくれる期間の方を重視します。

Macは実質、OS配布開始から10-11年程度はセキュリティアップデートを続けてくれます。
Windowsは、OS配布からちょうど 10年でセキュリティアップデートを終了します。
比べてみると、少しだけMacが長いですが、大きな差はありません。

どちらも同じ評価になります。

10.コスト

コストは安い方が良いです。
PC本体だけのコストで見るか、周辺機器やシステム、サービスを加味したトータルコストで見るかで結果が違います。

Macは本体価格が高いですが、今までの実績を見ると発売から10年後程度までセキュリティアップデートがあります。
ブログの場合、常に限界性能までパソコンを使い切ることが少ないので、最新機種に買い換える必要はありません。
また、リセールバリューも高く、発売後1年で60%、3年で45-50%程度の下取り価格が付きます。

5年以上の長い目で見ると、総額がWindowsに比べて安価で収まることが多いです。

フェネック

毎月や毎年、課金されるサブスクリプションを契約しないで良いだけのアプリがあるのは良いよね

ハードを開発・製造しているAppleが開発しているアプリがある、つまりAppleが諦めない限りはバージョンアップが続くというのは、大きなメリットです。
具体的には、ページズ、ナンバーズ、キーノートといったアプリです。
製造元で無いアプリ会社が無償提供しているアプリの場合は、会社の都合で真っ先にアップデートを中断するのは、無償アプリだからです。

フェネック

Appleはユーザーのために提供していると思うよ
他社は無償アプリを使ってもらって、満足してもらってから有料アプリを買ってもらいたい意図があるんだろうね!

Windowsは本体価格が安いものもあります。
社内ネットワークの構築、サーバー設置保守、サブスクリプション費用と考えていくと、どんどん総費用が高くなっていきます。

OSを開発しているマイクロソフトが作成しているワード・エクセル・パワーポイントといったアプリも有料で提供されています。
ここがMacと大きく違うポイントで、普及率の高いソフトが有料になる時点で、Macに比べてかかる費用が高額になります。
Windowsはユーザー数が多いので、外部の代替アプリも多く無料で提供されていますが、いつまでも無料アプリのアップデートを行うかはアプリ会社の都合によります。

フェネック

自宅でサーバーなんか組んで無いよ! って場合でも、冷静にかかった費用を後から見返すと高くついてるんだよ!

コーギーくん

Windowsだと、Macと比べてサブスクリプション契約をしなきゃいけないソフトが増える場合が多いんだね

使っていて分かりますが、Windowsは端子の強度やディスプレイが今ひとつで、接触や発色の不良で修理になる頻度がMacに比べて高いです。
OSは保証範囲内ですが、ハードとの相性は有償修理になり、保証が効く購入後1年以外は修理費用がかかります。
時間が経つほど故障の発生率が高くなるので、なるべく償却が終わる4年で買換をしたくなります。

同様に不具合を避けるために下取りに出されるWindowsは多いので、ほとんど下取りの価格は付きません。
Windowsは1年で50%以下、3年では20−30%程度まで落ちます、ちなみにMacは1年で60%、3年で45-50%程度の下取り価格が付きます。
したがって、Windowsは買い換え頻度が高くなり、総額が更に高くなるといった悪循環を繰り返します。

Macが有利です。

もう一度結論|ブログはMacが向いています

ほとんどのブロガーの場合、Macが向いています。
支出の総額が安くなります。
また、外出先でも大きな変化無く作業を続けられます。

Windowsのブログ向けの資産を既に持っている人は、すぐにMacに乗り換える必要はありません。
ただ、Windowsは誰かがコントロールしているかのように突然、不具合になり有償修理になることがあります。
故障が発生したり、Windowsのサポートが切れたタイミングで、Macに乗り換えることも検討してください。

フェネック

それでもMacは価格が高いし、慎重に考えてね!

では、またブログを書きます。
フェネックでした。


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この記事を書いた人

Mac歴18年、iphone歴12年。WindowsもAndroidも使うけど、やっぱりメインはAppleです。一般人でも高品質なものが出来るのが良いです!

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