この投稿はこんな方に
・MacBook Air M3を買おうと思うけど、メモリ8GBで良いか、同16GBで良いか分からない
・どういう時にメモリ16GBが必要なのか、基準を知りたい
どうも、しおぽんです。
2024年5月現在、販売されているMacBookで初心者向けの位置づけは、MacBook Air。Appleストアの店頭やオンラインで販売している最低価格はM3チップでメモリ8GB。※2024年11月頃から、メモリ16GB以上しか選べなくなりました。
メモリ16GBを選ぶと、同8GBと比べて30,000円アップ。Macを使う目的によってメモリ数が違うのはなんとなく分かります。
要らない出費なら避けたい
初めからメモリ16GBが必要なのはどんな用途?
店頭で聞いても、自分のやりたいことがはっきりしていないので、店員さんも困ります。でも、将来の自分が何をしたくなるか分からない。それも分かります。

今やりたいことはなんとなく分かるけど、失敗したらイヤだなぁ

それなら、多い方が安心だからメモリ16GB一択だね!
2024年11月頃から、Apple公式販売(Webのアップルストア)で選べるMacBook AirはM2チップ、M3チップモデルともにメモリ16GB以上になりました。Appleが新しく提供するAI機能=Apple Intelligenceをスムーズに操作するために、メモリ16GB以上が必要と考えられているようです。
MacBookAirをはじめとするApple製のパソコン、「Mac」はCPUチップ名にMのつく世代(2020年以降発売)、CPUチップにメモリを焼き付ける構造に変わりました。ユニファイドメモリと言います。したがって、メモリの交換ができなくなり、メモリを交換したいときは、Macを買い換えることになります。

買い換えになると、パソコン代金が高いので、お財布が痛いね!
Macのこの投稿では、以下のことをはっきりさせていきます。
- 初めからメモリ16GBを選ぶのはどんな用途か
- メモリ24GBを選ぶのはどんなとき?
これで、メモリ数選びの基準が固まるはず。では、始めます!
先に結論

MacBook Air M3でメモリ16GBが必要なのはMacを使う目的が以下の6つの場合
・Adobeのメモリ推奨が16GBのアプリを使うとき→PremierePro、AfterEffects、CharacterAnimator、Photoshop、Lightroom(含Classic)、Illustrator、InDesign
・AppleのFinalCutProを使うとき
・FileMakerProを使うとき(推奨はメモリ1GB以上だが、経験則で同16GBは欲しい)
・その他、利用したいアプリの要件が推奨メモリが16GBのとき
・同時に複数のメモリを多く使うアプリを使うとき
・ブラウザで開くタブが多い、もしくは消費メモリの大きいURLを利用するとき
メモリ24GBが必要なのは、同16GBで物足りないとき
買い替えになるけど、その前に電源不足をチェックした方が良い
ほとんどの人はメモリを増やしたMacBook Airでは無く、上位性能のCPUチップ搭載のMacに買い替える

同じMacBook Airで、メモリだけ増やしたものに買い替えるのは、珍しいね!
では、順に見ていきましょう。
メモリ16GBが必要な用途

たいていの用途は同8GBで問題ないと言われることが多いですが、以下の用途の場合は、同16GBがあった方が安心です。初期費用がメモリ8GBに比べて30,000円(税込・2024/05/23現在)高くなるけど、効果が十分にあります。
- Adobeのアプリを使う場合
- AppleのFinal Cut Proを使う場合
- FileMaker Proを使う場合
- その他、使うアプリの要件がメモリ16GBの場合
- 同時に複数のメモリを消費するアプリで作業をする場合
- ブラウザで開くタブの数が多い、多くのメモリを使うURLにアクセスしている場合

主にクリエイト系アプリを使うか、ブラウザをいっぱい使う、PCにたくさん作業をさせる人だね!

たくさん難しい仕事をしてもらいたいからPCを買うんだしね!
Adobeのアプリを使う場合
Adobeが設定している推奨メモリが16GBのアプリを使うときは、同16GB以上が使いやすいです。最小要件がメモリ8GBとされているアプリでも、実用段階に入ると同8GBでは、作業の途中に反応速度が遅くなる可能性があります。

クリエイト系なら、Adobeのアプリだよね!
AppleのFinal Cut Proを使う場合
Final Cut Proも、メーカーのAppleがメモリ16GB以上を推奨しています。
FileMaker Proを使う場合
データベースソフトのFileMaker Proは、メーカーのクラリスが、最小要件をメモリ1GBからに設定しています。しかし、最近はデータ処理で扱う項目が多様化しており、データベース同士のリレーションや関数の組み方、参照データの数によって多くのメモリを使う可能性があります。経験上、メモリが16GBあれば、データ項目数40、データ1万件でも十分でした。
したがって、メモリ16GB以上をオススメします。

ビッグデータって聞いたことある!

データ数が多いだけじゃ無くて、いろんな軸のデータを掛け合わせて分析したりするんだ。メモリの負荷が大きいのが分かるね
その他、使うアプリの要件がメモリ16GBの場合
その他のソフトでも、動画、写真、デザイン、3D CADといったクリエイト系のアプリは推奨メモリが16GB以上の場合が多いです。スマホのアプリ開発ツールも多くのメモリを必要としますね。

PCが処理する内容が多いほど、メモリを使うよね!

同時に複数のメモリを消費するアプリで作業をする場合
PCは、同時にいくつもアプリを立ち上げて実行することが出来ます。しかし、複雑な作業を実行するアプリを同時にいくつも実行させると、メモリの作業領域が狭くなります。PCは、内蔵SSDやHDDにあまり使わないメモリ領域のデータを緊急避難させたりしますが、命令している人間の印象だと、レスポンスが遅いように感じます。
立ち上げるアプリはなるべく最小にした方が良いです。どうしても平行して立ち上げるアプリの作業内容が重い場合は、メモリが16GB以上あった方が安心と言えます。

ブラウザで開くタブの数が多い、多くのメモリを使うURLにアクセスしている場合
最近は、canva、チャットGPTのように、クラウドベースのツールが多くあります。こういったウェブサービスは、内容によってメモリを多く占めることがあります。また、ブラウザ内で見ているURLに含まれる内容、情報量によってはメモリを多く占有することもあります。
SafariやChrome、Edge、Arcといったブラウザアプリは1つしか開いていなくても、その中のタブ数や使用メモリ量が多い場合は、PCのメモリ数が多くある方が作業領域の余裕が生まれます。
特に調べ物をしたまま、使うかどうか分からないのでタブを開きっぱなしにしてしまう傾向のある人は、メモリ16GBを推奨します。

メモリ24GBが必要な用途

メモリ24GBが必要な用途は、本当に少ないです。Appleストアの人に尋ねても、滅多に居ないって聞きます。
あらかじめ、「この用途であれば24GBを選ぶ」というケースは決まっていません。メモリ16GBで使ってみて、MacBook Airがフリーズする場合としか言いようがありません。
MacBook Airを購入するときに、初めからメモリ24GBを選ぶケースは少ないです。価格差を考えると、メモリ24GBは16GBより税込み30,000円高くなります。価格差の割には、手の込んだ処理をするときにフリーズしにくくなる程度の効果で、MacBookを使っていて、そんな場面に出会う機会が少ないです。

新品でメモリ24GBを選ぶ人はレア!
すごく珍しいよ

どうして同じ価格差なのに8GBと16GBの効果ほど高くないの?

16GBを推奨するアプリは多いけど、24GBを推奨するアプリをほとんど見ないからだよ
メモリ16GBだと、スムーズに動くので推奨環境に設定しているアプリはクリエイト系を中心に多くあります。だから、メモリ16GBを選んだ方が良い人は居ます。
一方、メモリ24GBを推奨環境に設定しているアプリはほとんどありません。これが、メモリ24GBを積極的に選ぶ人が少ない要因の一つにもなっています。
したがって、MacBook Airのメモリ16GBで物足りないときは、価格差が大きいけど、処理速度の向上を期待して、CPUチップがアップグレードされたモデルを選ぶ時がほとんどなのです。
M1チップよりランクが上のCPU、M3 Proチップ搭載のMacBook Proとの価格差は、MacBook Air 13インチとMacBook Pro 14インチで見ると、最小で税込み74,000円。接続できるモニターの数の増加や、SDXCカードリーダーライターが付属、接続端子の増加、モニター性能やスピーカーの音質向上といったメリットと、価格差のバランスに納得がいくかが決定ポイントになります。MacBook Proになると、本体の重量も重くなります。
その前に、電源を確認!

どうも、動作が遅いなぁ。買い換えようかな。その前に、1つだけ確認してほしいことがあります。
対象は、普段からモニターとつないだUSB-Cケーブルで電力をMacBookに供給しているかた。モニターからMacBookがもらっている電力が不足している可能性があります。一度、コンセントから直接、MacBookを買った時に付いてくるアダプターとケーブルを使って、電源をつないでみてください!
定格の100%に近い電源供給のパフォーマンスを出すには、PD容量が高いモニターと、通電可能容量の高いUSB-Cケーブルが必要になるのです。そのふたつを使って接続してみて、症状が改善するようなら、電源不足が原因と特定できます。電源供給はアダプターから、通信はUSB-Cケーブルと分業化させるのも一つの方法です。
USB PDとは、「USBパワーデリバリー」の略。1つのケーブルでデータ転送と電源供給を可能にした規格で、機器が対応の場合、最大240Wの電力供給が可能。2024年現在、日本でよく見る機器の最大電力供給数は、最大65Wと最大30Wの2つです。

MacBook Airは30Wのアダプターが付いているから、モニターのPD出力が30Wあれば十分でしょ?

モニターのPD出力が30Wだと、一緒に通信をすると電源が不足するときがあるかも?

どんな時に不足するの?

PCが複雑な処理をして、同時に通信も多く使うときだよ
動画編集、YouTubeライブ配信、一気にたくさんの高画質写真を加工とか!
電源の要因が無いと分かったら、メモリを増やしたMacBook Airに買い換えるか、CPUチップが速い、上位のMacBook(Proなど)に買い換えるか、検討すると良いです。
まとめ

MacBook Air M3でメモリ16GBが必要なのは以下の6ケース
1.Adobeのアプリで推奨要件がメモリ16GBのもの
2.Appleのアプリ、FinalCutProも推奨メモリが16GB
3.FileMakerProで、データベース同士のリレーションや関数の組み方、参照データの数によって多くのメモリを使う可能性があるとき
4.その他、使うアプリの推奨要件がメモリ16GBの場合
5.同時に複数のメモリを消費するアプリを使うとき
6.ブラウザで開くタブの数が多い、もしくは多くのメモリを使うURLにアクセスしている
Macの購入時にメモリ16GBを選ぶ基準ははっきりしている。
メモリ24GBは、同16GBで使ってみて動作が遅いと感じた人が次に買う候補に入るけど、メモリ増加ではなく、CPUチップが上位のものを搭載したMacを選ぶ場合が多い。
その前に電源の供給不足の可能性も確認してほしい。
参考になったら嬉しいです。
特にクリエイト系の用途であれば、メモリ16GBが初心者でも必須と言って良いです。初期費用が多少高くても、クリエイト分野を始めようという意思は大切にしたい。
では、またブログを書きますね。
しおぽんでした。